ロボットや新幹線、高速ブロードバンド・ネットワークなどのハイテク技術をもち、先進的なイメージがある日本人がいまだに「FAX(ファックス)」を使っていることを、海外メディアが不思議がっている。 日本では、ふだんビジネスや家庭などでなにげなく使っているファックスだが、じつは先進国のほとんどで「時代遅れ」とみられ、米国では「骨董品」として国立スミソニアン博物館の展示に加わるほどの代物なのだ。 家庭用ファックスの保有率12年末には41.5% たしかに、日本ではファックスがどこにでもある。オフィスにはほぼ100%。最近はコピー機などとの複合機が普及し、オフィスなどの省スペース化にも対応している。コンビニエンスストアにも置いてあり、お金を払えば自由に使えて便利だ。日本では、ファックスは必要不可欠なビジネスツールといっていい。 ただ、矢野経済研究所の「出力機器市場に関する調査2013」によると、「ビジネ
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