この項目では、南海トラフで発生が予測される地震のうち、2011年に設置された南海トラフの巨大地震モデル検討会による検討部分について説明しています。東南海、南海地震等に関する専門家による検討部分(2003年)については「東海・東南海・南海地震」をご覧ください。 過去の南海トラフ地震の発生年と震源域の場所[注 1] 南海トラフ巨大地震(なんかいトラフきょだいじしん)は、フィリピン海プレートとユーラシアプレート(アムールプレート[注 2])とのプレート境界の沈み込み帯である南海トラフ沿いを震源域とする巨大地震[2][3]。約100年〜150年に一回の間隔で発生しており、時に超巨大地震となることもある[4][5]。南海トラフ沿いの巨大地震(なんかいトラフぞいのきょだいじしん)とも呼ばれる[6][7][8]。 南海トラフでは昔から東海地震、東南海地震、南海地震の3つの大地震が繰り返し発生しており、2