新型コロナの感染者の数が大幅に減少している一方で、前橋市のクリニックには後遺症を訴える患者が連日訪れていて、医師は、マスクの着用が個人の判断に委ねられるのを前に「対策の緩和で感染者が増えれば後遺症を訴える患者も増える」と危機感を示し、対策の重要性を指摘しています。 新型コロナの感染者の数がここ最近大幅に減少する一方で、発熱患者や後遺症などの治療を行う前橋市のクリニックには去年12月の開院以降、連日、後遺症を訴える患者が訪れ、およそ3か月間に県内外の小学生から70代の150人ほどが受診したということです。 今月13日からはマスクの着用が屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねられますが、クリニックの錦戸崇院長は「対策の緩和で感染者が増えれば後遺症の患者はさらに増えてくる」と危機感を示したうえで「受け入れる病院が少ないこともあるのか、予想以上の患者が来ていて診てもらえる医療機関を増やすことが求められ