![年金機構は氷山の一角、少なくとも300カ所に侵入済み、報道機関にもクラウド事業者にも “日本全体”が標的のAPT攻撃「Blue Termite」とは](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ce5bcb2b84c937739eaf36211496848a394fbfcf/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Finternet.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fiw%2Flist%2F705%2F541%2Fimportant_image.jpg)
インターネットバンキングを巡る不正送金事件が相次ぐなか、預金者のIDやパスワードを盗み出すウイルスに、国内でおよそ1万5000台のパソコンが感染していた可能性が高いことが分かり、警視庁は不正アクセス禁止法違反の疑いでウイルスの発信元の特定を進めています。 警視庁によりますと、先月下旬、情報セキュリティー会社からインターネットバンキングのIDやパスワードを盗み出すウイルスに関連するサーバーが見つかったという情報が寄せられました。 警視庁が詳しく分析した結果、先月中旬に国内のおよそ1万5000台のパソコンが新たにウイルスに感染した可能性が高いことが分かりました。 警視庁によりますと、このウイルスは細工が施されたホームページを閲覧するだけでパソコンに感染し、インターネットバンキングにログインする際に偽の画面が表示され、IDやパスワードを打ち込むと情報が盗み出される仕組みになっているということです
震災情報を装うウイルスメールのイメージ 「計画停電に関する対応表です」。そんな震災関連の情報提供を装うウイルスメールが東日本大震災後に相次いでいる。添付ファイルを開くと、パソコン内のデータを流出させるウイルスが動き出す仕組み。業界で注意を呼びかけている。 セキュリティーソフト大手のトレンドマイクロによると、手口はこうだ。 「総務」や「管理」を名乗る送信元から計画停電や原発事故、津波などへの対応を記したメールが届く。「添付ファイルをよく読んでおいてください」といった指示がついている。文書や表のファイルを開くと停電への対応表や原発事故の説明文が表示される――。 だが、この時、パソコン内ではウイルスソフトが起動し、自動的に個人データがパソコンから流出する。遠隔地からパソコンを操作できる状態になり、すべてのデータが取り出せるようになってしまうという。 こうした悪質なメールは震災後に40件
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