前の記事 「500GB、寿命も長い」次世代大容量ディスク:GEの新技術 新型インフルは「ヒト・鳥混合型ではない」+発生源をめぐる論争 次の記事 1976年の豚インフル:集団予防接種で副作用による死者多発 2009年4月30日 Tony Long 1976年2月、ニュージャージー州フォート・ディクスで、豚インフルエンザ患者が出現した。19歳のDavid Lewis二等兵が、訓練教官に対して疲労と体調不良を訴えたときのことだ。訓練を休むほど重症ではなかったが、Lewis二等兵はそれから24時間以内に死亡した。 解剖の結果、Lewis二等兵の死因は豚インフルエンザと判明した。豚インフルエンザとは、豚に由来するインフルエンザ・ウイルスのことだ。 その頃には、数人の兵士が発症し、入院していた。同じ基地で、無症状ながら感染している兵士が500人以上いると分かり、医師たちは危機感を募らせた。 これは19