政府は、旧ソビエトのグルジアの国名について、グルジア側の要請に応じ、ロシア語を起源とする現在の表記から、英語に由来する「ジョージア」という表記に変更する方針を固め、関連する法律の改正案を来年の通常国会に提出する方向で調整を進めています。 旧ソビエトのグルジアは、2008年の武力衝突以降、ロシアとの外交関係が断絶していて、グルジア政府は、ロシア語を起源とする国名表記は国民感情にそぐわないとして、英語表記の「ジョージア」に変更するよう各国に働きかけています。 外務省によりますと、すでに国連加盟193か国のうち、およそ170か国が英語表記を使っているということで、政府は、日本としても要請に応じ、英語に由来する「ジョージア」という表記に変更する方針を固めました。 政府が公文書で使う国名は、在外公館の名称などを定めた法律に盛り込まれた表記を基準としているため、政府は、この法律の改正案を、来年の通常国