ことし国内で震度5弱以上の揺れを観測した地震は9回発生し、6月に山形県沖で発生した最大震度6強の地震では、けが人や建物の被害が相次ぎました。気象庁は「被害をもたらすような地震は、いつ、どこで起きてもおかしくない」として、日頃の備えを呼びかけています。 このうち震度5弱以上の揺れを観測した地震は、合わせて9回発生しています。 1月3日には熊本県でマグニチュード5.1の地震が発生し、和水町で震度6弱の揺れを観測しました。 総務省消防庁のまとめによりますと、この地震で4人がけがをしたほか、60棟の建物で一部が壊れる被害が出ました。 6月18日には山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱の揺れを観測し、沿岸には一時津波注意報が出されました。 けがをした人は重傷者9人を含む43人。ブロック塀の倒壊や屋根瓦が落ちるなどの被害が相次ぎ、住宅被