経営の立て直しを図っているアメリカのインターネット検索大手ヤフーは、35%余りの株式を保有する日本のヤフーの株式を売却することを視野に入れていると明らかにしました。 それによりますと、ヤフーは保有する日本のヤフーの株式をどう扱うかに関して助言を受けるアドバイザーを雇ったということで、メイヤーCEOは、「われわれの株主のために価値を最大限に高める最も有望な方策を決めたい」と述べ、売却を視野に検討していることを明らかにしました。 ヤフーは、検索サービスなどでライバルのグーグルにシェアを奪われて業績の低迷から抜け出せず、ことし1月から3月までの決算では、売上高が前の年の同じ時期より4%、最終利益は93%、それぞれ減少しました。 ヤフーは日本のヤフーの株式の35.5%を保有していて、筆頭株主のソフトバンクに次ぐ大株主で、その価値は1兆円を超えるとみられています。 ヤフーはすでにアメリカで拠点の縮小