去年の豪雨災害で建物が壊れた石川県珠洲市のホテルでむき出しになった鉄骨からアスベストがはがれ落ちていたことがわかり、石川県は施設の所有者に対し、飛散防止の措置やボランティアの受け入れ停止を要請しました。 石川県によりますと、アスベストがはがれ落ちていたのは珠洲市真浦町の「ホテル海楽荘」です。 このホテルは去年9月の豪雨災害で土砂が流れ込み、建物が大きく壊れましたが、今月15日に県が状況を確認したところ、アスベストを吹きつけたとみられる鉄骨がむき出しになり、地面の上にアスベストのようなものが落ちていたということです。 県はホテルの所有者に飛散防止の措置をとるよう要請するとともに、吹きつけ材や落下物の分析を進めていましたが22日、アスベストが含まれていることが確認されたということです。 豪雨災害のあと、ホテルではボランティアが土砂の撤去作業などを行ってきましたが、県はホテル側に今後の受け入れを
