「困る」、「そんなバナナ」。 「新パナマ病」という名前のバナナの病気がフィリピンをはじめ世界中に広がっています。バナナの「不治の病」とも言われ、将来、バナナが手軽に食べられなくなるおそれがあるとも心配されています。このニュースを受けて、ネットでは驚きやさまざまな疑問の声が上がり関心が高まっています。注目の「新パナマ病」、その正体は? 「新パナマ病」はカビの一種である病原体によってバナナの木が枯れてしまう病気です。一度かかると治らないため、バナナの「不治の病」とも言われています。日本が輸入するバナナの90%近くを占めるフィリピンでは、ここ数年で被害が急速に拡大し、生産量が減少するなど影響が出始めています。フィリピンの最大の産地、南部ミンダナオ島では、島にあるバナナの木の5分の1がすでに感染し、生産量もこの5年で20%以上も減ったというのです。 バナナと言えば、手ごろな価格で、栄養価も高く、ダ