スティーブ・ジョブズが生前残した数々の名言の中でも、僕が特に肝に銘じている言葉だ。 ここ2回にわたり、ソーシャルメディアを活用したマーケティングにおける課題について触れてきた。触れるべき要素は多岐にわたると認識しているが、特に錯誤に陥りがちな「目的」と「手法」についてフォーカスして述べた。 その中身とは、企業であれば商品やサービス、情報領域であればコンテンツ、個人であればそのパーソナリティなどが該当するであろう。 どのようなマーケティング活動を行うにしてもそれは共通原則であり、特にソーシャルメディアを活用する場合はそれがより色濃く作用しやすいと考えている。 なぜならば、ソーシャルメディアの中においては「中身の良し悪しについてごまかしが通じない」という側面が強いからだ。 SNSなどのソーシャルメディアは、個々人が情報を発信し、人と人とのつながりを介してその情報をシェアできるという特性を保有し
地下鉄のラッピング広告大苦戦 「停車中しか効果ない」(1/2ページ)2009年1月5日16時43分印刷ソーシャルブックマーク 名古屋市営地下鉄で走るラッピング車両。現在は1編成だけになった=名古屋市中区の地下鉄東山線伏見駅 全国各地の公営地下鉄が、電車の車体を使った「ラッピング広告」のスポンサー確保に苦戦している。始まった当初は物珍しさから強烈な印象を振りまいた。しかし、駅での到着・出発の短時間しか広告効果がないことなどから、募集しても応募がない自治体もある。 名古屋市交通局は01年12月に市営地下鉄の名城線で初めてラッピング車両を2編成走らせた。この時の広告主は大手の清涼飲料メーカー。その後、別の広告も確保できて運行数は順調に伸びた。ピークは05年の愛知万博期間中。万博が開幕した直後の同年3月末時点では、三越名古屋栄店の専門館「ラシック」や中京テレビなど8編成が運行された。 しかし、万博
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