タクシー会社「東京エムケイ」の社長から暴行や暴言を受けたとして、乗務員ら6人が会社側に計1500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は10日、198万円の支払いを命じた。 判決によると、社長は平成22~23年、原告らの運転技能をチェックするため車に同乗し、後部座席から運転席を蹴ったり、「あほか」「辞表を書け」などと暴言を吐いたりした。 渡辺英夫裁判官は「暴行も暴言も、指導の一環だったとしても正当化はできない」と指摘した。 東京エムケイでは別の乗務員ら5人も社長から暴行などを受けたとして訴訟を起こし、東京地裁が昨年3月に約500万円の支払いを命じ、確定している。 同社は「判決を真摯(しんし)に受け止め、今後もサービスの向上に努めたい」とコメントした。
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