「さくらねこ」 とは、不妊手術済みのしるしに、耳先を桜の花びらの形にカットしたノラ猫のことです。この耳のことを、さくら耳といいます。では、なぜノラ猫に不妊手術をするのでしょうか。 環境省は動物愛護管理法で、国民の間に広く動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めるため、9月20日から26日を動物愛護週間と定めています。 1匹でも多くの猫の命を救い、殺処分ゼロをめざす、公益財団法人どうぶつ基金の理事長、佐上邦久氏が 「さくらねこ」 の活動について紹介します。 日本では1年間に10万頭の猫が殺処分されています。1頭のメス猫は1年に3回の出産が可能で、1度の出産で平均5~6頭の子猫を産みます。このデータを実証するように行政に引き取られる飼い主不明猫の約7割が生まれて間もない子猫です。 公益財団法人どうぶつ基金では1頭でも多くの猫に不妊手術を施すことが殺処分ゼロを実現するもっとも有効な手段だ
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