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![娘がコンビニで遭遇した事件から考えた、困難を抱えた人と生きていくこと](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ea13b559ab8a92213578f10c01241372b4e3e3fe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogos.com%2Fimg_ogp_blogos.jpg)
ソフトバンクが「Pepper」というロボットを出していた。 一応、かつてロボットで工学部の卒論を書いていたので、こういうのは気になる方なのだが、ロボットが「気持ち悪い」と言われてしまう要素にはいくつかある。 ・人間と似すぎていて、でも微妙に違う部分 ・上から目線になること。 かつて一緒に仕事をしていた、シーマンという音声認識でペットを買うゲームを作っていた斉藤由多加氏に、音声認識、人工知能をユーザーに受け入れさせるコツというのを聴いたことがある。 ・シーマンという親しみやすく憎たらしいキャラで、人間が、シーマンに合わせて話すようにうまく仕向ける という話だった。 つまり、ふてぶてしいキャラに合わせてしゃべるように持っていけば、システムに都合の良い用に人間の側が適応してくれる。 おお、確かにそうだ。僕もシーマンに理解してもらえるように話していたような気がする。少なくとも当時の認識技術、当時の
2013-08-06 「うちら」の世界 最近は冷蔵庫に入ったりなんかくわえたりするのが流行りらしいです。 このへんのことについては、書こうと思ってうまくいかなくていくつか文章を放置してあったんだけど、今日、どこぞのまとめ見て不意にまとまったので書いてみる。 なおこのエントリは、本来だったらもうちょい精密に考えなきゃいけないところを、自分の経験に引き寄せすぎて、ちょいとざっくりと処理しちまってるので、あんまり論としてはよいものではないです。 さて、件の炎上した人たちについては、バカに見える。現実問題としてアホだなあとは思うわけだが、俺自身の思想によって、バカであるという判断では終わらせられない。もしバカなのだとしたら、過去にも同様にバカはいたはずで、過去のバカと現在のバカはあまり変わらない、彼ら、彼女らだけが特異的にバカなのではない、と考えるわけだ。つまり、彼ら、あるいは彼女らが悪いというの
2013年6月27日に開催された任天堂株主総会の質疑応答の文字起こしがWebサイトに掲載されていたので、読んでいたんですが、ちょっと気になることがありました。 【関連サイト】 2013年6月27日(木) 任天堂 第73期 定時株主総会 質疑応答 上記リンクの3ページ目なんですが、スーパーマリオブラザーズUはオンラインを介して遊ぶ要素が無いけれど、どうしてだろうかというような内容の質問に対する答えです。以下、サイトより一部抜粋して引用。 『New スーパーマリオブラザーズ U』の場合は、テレビの前で5人まで遊ぶことができますが、5人そろって遊ぶことで盛り上がるということに一番チューニングの軸を置きましたので、ネットワークのほうにはあまりエネルギーをかけませんでした。 僕が気になったのは、任天堂のオンラインサービスに対する姿勢云々ではありません。ではなくて、この「5人そろって遊ぶことで盛り上が
マスコミでもマスゴミでもいいのですが、こうして一つの言葉にくくると何か実態ありげに思えるとはいえ、実際は決して統一されたものでも固定的なものでも共通の何らかの意思や意図があるものでもなく、てんでバラバラな営利企業の活動の一部門の集合体を指してそう呼ばれているだけです。 また、マスコミという言葉は、実に広い意味で使われていて、いわゆる報道部門だけでなく、テレビのワイドショーのゲスト出演者や、テレビの芸能番組、ドラマさえ包含されることがあります。 私のように新聞社にいると、報道に特化している新聞と、報道は一部門に過ぎないテレビは全く別のもの、という感覚があります。新聞とテレビに系列つながりがあることもあり、多くの人は同じようなものだととらえているのも分かるのですが。 また、同じ業態を持つ新聞社も一つひとつ違いますし、同じ新聞社の中でも記者それぞれ考え方も傾向性も大きく異なります。当たり前のこと
まだ初動対応は終わっていない、という気持ちもあるけど、11日に震災が起きて一応は約三週間経過したというのもあって、個人的に考えていることの総括の項目出しでもしようと思います。ありがたいことに月刊誌からも寄稿のご依頼を頂戴していたのですが、この手の話題を披露して原稿料を貰うようなのは流儀じゃないのと、いますぐ書いてアップしてしまうことで一刻も早く自分の気持ちに整理をつけたいというのがありまして、ブログで書くことにしました。 最初に書いてしまいますが、理性では「大丈夫だろう」と思っていても、いまだにとても不安です。それも、誰かと分かち合えるような不安ではなく、また、自分の生命に対する不安ではなくてですね。 もし同じような災害に遭って、愛する家内や私の息子たちが冷たい波の下に沈んでしまったら私の人生のその後何を糧に暮らしていくのかとかいう、意味はないけど拭い去れない「たられば」の不安と、私たちが
あんよ流・考察の書き方 はじめに この文章は、くるぶしあんよが考察を書くときの基本的な態度や具体的な叙述方法などについて、一つの読み物としてまとめたものです。 ぼくはすでに、アニメ版『シスター・プリンセス』考察や『涼宮ハルヒの憂鬱』考察、『魔法先生ネギま!』考察など、少なからぬ考察文を公開してきました。それらのテキストはウェブ上の各種ファンダムで一定度の評価を得ており、その書き方についての質問も以前いただいています。それゆえ、ぼくが考察対象作品をどのような観点からとらえ、どのような切り口で解釈しようとしがちなのかについて、一度おおまかなところを文章化しておくことは、関心をお持ちの方にとって何かのお役に立つかもしれないと考えました。なお、この文章の原型は、2005年2月25日以下の日記にあります。このテーマについて質問して下さったせいるさんによる「SSの書き方&考察の書き方」まとめも、ぜひご
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