おかずやおにぎりでキャラクターや動物を表現した「キャラ弁」。政府が、我が子のために毎日つくる母親を「輝く女性」と紹介したことが、多くの反発を招きました。このことを伝えた記事にいただいた様々な意見をもとに考えます。キャラ弁を通して、いまの子育てや社会はどのように見えるのでしょうか。 ◇ 「キャラ弁」に関する記事は6月下旬に掲載しました。内閣官房のツイッターが「女性応援」として、我が子にキャラ弁を作っている女性を「朝起きるのがつらい日も作るのがおっくうな日もある。それでも毎日早起きをしてキャラ弁を作れる理由とは?」と紹介したのに対し、政府に批判的なコメントが多く寄せられたのがきっかけです。 これをどう考えるかを親たちに尋ねると、キャラ弁が愛情の指標のようにみられることへの違和感などが返ってきました。本気で女性を応援するなら長時間労働や性別役割分担の意識改革に手をつけるべきだ、といった見方も紹介
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