いくつか学び考えたこと 『一六世紀文化革命』(全2巻、2007年)の最終章で、自然を支配しようとした近代科学およびその科学技術への批判を著者・山本義隆は展開した。同書「あとがき」では、その極北にある核エネルギー問題にも紙面が割かれている。このたびの福島原発事故、およびその後の政府・東京電力・マスメディアはじめ日本社会の反応を目の当たりにした著者は、長年考えてきた核問題・原発依存社会について、はじめて自身の考えを一冊の本に書き下ろした。 『福島の原発事故をめぐって』目次ほか詳しい書誌情報はこちら 山本義隆の本はこちら ◆韓国語訳が刊行されました 韓国語版がいちはやく翻訳刊行されました(2011年11月)。出版社は、すでに山本義隆『磁力と重力の発見』『一六世紀文化革命』の韓国語訳を、それぞれ全一巻の大冊として刊行している東アジア出版EAST ASIA Publishing Companyです。