プロセスを理解し改善機会を発見するためのさまざまのステージを乗り越えれば、次の課題はアプリケーションの開発と実装である。これは、その印象ほどに困難なことではない。プロセスを理解し、そのプロセスが新しい環境下で発揮する機能を明確に描きさえすれば、選定したBPMスイート上でのプロセスモデル構築は、本来、容易に取り組める作業である。 プロトタイプ評価には、再び事業部門を参画させること。相互間の期待ギャップの発生を防止するためだ。これに数日しかかけないプロジェクトもあれば、数週間を費やすプロジェクトもある。関連ビジネスライン内のマネージャと従業員に対しプロトタイプのデモを行い、積極的に彼らのフィードバックを引き出す。大切なのは、積極的に聞き、そこで得たヒントや提案の1つ1つを次のプロトタイプに組み込むことだ。 BPMアプリケーションは反復性という特徴を持つ。従って、あらゆる機会をとらえ、継続的に、