ソフトバンクは1月30日、すべての講義をインターネット上で行う通信制の4年制大学「日本サイバー大学(仮称)」を設立すると発表した。 福岡市の経済特区を利用し、地元企業とソフトバンクグループが中心となって設立。株式会社を通じて運営する。運営会社の社名は「日本サイバー教育研究所」。資本金は1000万円。本社は福岡市博多区に置き、代表取締役はソフトバンク取締役である宮内謙氏が務める。 新大学には当初「コンピュータ&ビジネス学部」と「世界遺産学部」の2学部を設置。各学部1000人の学生を受け入れる計画。就学可能な全年齢層の入学を見込む。すべての講義をインターネット上で提供するため、学生にとって場所や時間に制約が少なく「職業、居住地域、国籍にかかわりなく必要な知識を身につけられる」(ソフトバンク)という。 2月1日に、福岡市を通じて構造改革特別区域計画認定申請書を内閣府へ提出する予定。特区認定を受け