BIND 9の改ざんチェックとインストール 連載:実用 BIND 9で作るDNSサーバ(1) 本連載では、BIND 9の構築/運用方法を解説していく。実際に役立つことを目的に、さまざまなテーマを取り上げていく
Webサーバの必要性 日本のインターネット利用者数はすでに2000万人(全世界では約2億人)を突破し、世帯普及率は約25%に達したが、なお急成長を続けている。従って、それだけの利用者に応じられるだけのWebサーバが必要であり、いうまでもなくインターネットに欠かせない存在となっている。 ちなみに、日本国内のサーバ数(JPドメインDNSへの登録数:Webに限らない)は、いまや236万台を超えて世界で第2位を誇っている。もちろん、この数にいまはやりの.com(ドットコム)で登録しているサイト(企業)やDNSに登録されていないサーバは含まれない。 Webサーバの大半を所有するのは、個人でなく法人(企業)になるわけだが、社外への情報発信手段としてWebは欠かせないものとなっている。特に新興企業では、何はともあれWebサイトを立ち上げることが自社のアピールや信頼につながるとさえいわれているほどである。
本連載の総仕上げとして、アフターフォローや小ネタを含めたTipsを紹介する。最後はrelay-ctrl 3.1.1の導入方法やSMTP認証、そのほかの便利な技を集めてみた。 relay-ctrl-3.1.1を使いたい 第2回 POP/IMAPサーバの構築と不正中継対策では、relay-ctrl-2.5の導入方法を紹介しました。しかし、配布元のhttp://untroubled.org/relay-ctrl/では現在relay-ctrl-3.1.1のみ入手可能となっており、2.5の入手は困難な状況となっています。そこで、あらためて3.1.1の導入方法を紹介します。 relay-ctrlの取得とインストール http://untroubled.org/relay-ctrl/からrelay-ctrl-3.1.1.tar.gzをダウンロードして展開します。同サイトではRPMによるバイナリパッケージ
Samba 3.0.0のリリースから約8カ月が過ぎ、2.2.xからの移行も始まりつつある。ここであらためて、Samba 3.0系列の新機能や移行時の注意点を解説する。(編集局) Sambaの開発元であるSamba Teamは、現在Gerald(Jerry) Carter氏を中心に、安定版としてSamba 3.0系列の開発とリリースを続けています。Samba 3.0系列は、2003年9月24日にSamba 3.0.0がリリースされて以来、原稿執筆時点(2004年5月)ではSamba 3.0.3までバージョンアップし(編注)、バグ修正や細かい機能向上などが行われています。これに伴い、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 3.0をはじめ、Samba 3.0系列を採用するディストリビューションも徐々に増えてきました。 これまでSamba 2.2系列を使用していた方の中にも、
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