スマートフォン(スマホ)やタブレット型端末の普及が進むのと対照的に、パソコン(PC)需要の低下が指摘されている。 ある調査によると、10代はPCによるインターネット接続時間が大幅に減っているという。PCの使い手として残るのは、「おじさん世代」だけになるかもしれない。 2014年度のPC需要は「XP特需」の反動で落ち込み 「10代でパソコン離れが急加速。パソコンからのネット接続は、1年で約3分の2に」。 コンピューターソフト開発のジャストシステムが2014年10月10日に発表した調査結果だ。男女15~69歳を対象に1100件の回答を得た。ネット接続に利用する機器について、対象者全体ではノートPCが61.9%と割合が最も高く、スマホは51.5%で2番目となった。ところが世代別になると違いが顕著になる。特に10代は、男女ともスマホ利用がノートPCを上回り、逆転する。 平均接触時間も似たような結果