2011年11月2日のブックマーク (2件)

  • 鳥類の音声シーケンス情報処理能力の解明

    安部健太郎 生命科学研究科助教、渡邉大 同教授らが、鳴禽類には音声シーケンス中の音の並びの法則性を自発的に獲得・識別する能力があることを新たに明らかにしました。この研究成果は米国誌「Nature Neuroscience」のオンライン速報版で公開されました。 論文名: Songbirds possess a spontaneous ability to discriminate syntactic rules 背景  鳥類の多くを占める鳴禽類(スズメ目)は、「歌」と呼ばれる複雑な音声シーケンスを用いて他個体とコミュニケーションをとります。さらに、鳴禽類の一部の種は生後にそのような音声シーケンスの使い方を学習して獲得するなど、鳴禽類の音声コミュニケーションとヒトの言語コミュニケーションとはいくつかの似た特性を持つことが知られていました。一方で、ヒトの言語には語の並びを規定する文法法則が存在し

    鳥類の音声シーケンス情報処理能力の解明
    mksm12252
    mksm12252 2011/11/02
    動物同士が意思疎通をしているのなんてヒトの思い込みだと思っていただけに、驚きました
  • なぜ人間と高等サル類のみで色覚は進化したのか

    正高信男 霊長類研究所教授の研究グループは、人間がまだ子どもの段階で、視覚探索によってヘビをすばやく見つけるのに、色の情報がきわめて重要である事実を実験的に明らかにしました。この研究は9月1日のScientific Reportsに掲載されました。 研究の概要  哺乳動物の中で、人間のような高度に色覚を発達させた種はきわめて限られている。類人猿とアジアアフリカに棲むヒヒやニホンザルの仲間だけで、 中南米のサルやキツネザルなど原猿も未発達である。では色覚はなんのために進化したのかというと、意外にその機能は判明しないでいる。熟した果実をみつけやすいため、という説があるが、まったく推測の域を出ない。正高教授のグループは、人間がまだ子どもの段階で、視覚探索によってヘビをすばやく見つけるのに、色の情報がきわめて重要である事実を実験的に明らかにした。ちなみに哺乳動物でヘビを「能的」におそれるのは、サ

    なぜ人間と高等サル類のみで色覚は進化したのか
    mksm12252
    mksm12252 2011/11/02
    色覚の重要性は危険を察知できるところにあるというのはよく分かります