さまざまな企業やチームのデザインシステムプロジェクトを支援し、アドバイザーとして関わる中で、必ず話題になるテーマの一つが「どうやってデザインシステムやチームそのものの費用対効果を社内で説得するか?」というのがあります。 結論から言うと、デザインシステムは企業活動の一環であり、成果物としてのアウトプットでない事を理解する必要があります(もちろんFigmaファイルを作ることでもない!😁)。つまり、デザインシステムを進めるためには、企業活動として必要なコストの予算化(しかもかなりの額!)は避けて通れません。勢いだけでできるのは、デジタルネイティブな企業のアプリ開発ぐらいです、と伝えながら、一緒に悩みながら時間かけて組織改革を一歩づつ進むしかないのが現実です。 とはいえ、そうした問題意識があって前に進めない組織の方が、むしろ健全だと思う今日このごろ。 デジタルネイティブ企業、つまり本業がデジタル