頭よさげな言葉や、やる気に満ちた言葉で自分を過剰演出することでしばしば揶揄される「意識高い系」。彼らの言葉は、なぜ人の心を逆撫でするのか? その境界線は受け取る側の世代や属性で変わるのか? 300人のネットアンケートに加えて、サラリーマン、OL、大学生の各30人に街頭取材を行った ◆乱発しすぎてルー大柴状態? ビジネス系意識高い系ワード <起業・ビジネス編> 国際化が進み、ビジネス用語にカタカナ語が使われることも珍しくない。とはいえ、あまりに連発されると、「お前は外国人か?」とツッコみたくなる。中でも、最もイラつくと認定されたのは、「ミニマム的な」(55人)。「意味がわからず怪訝な顔をしていたら、ニヤニヤしながら『最小限って意味だよー』と笑われた。んじゃ、最初からそう言ってくれよ!」(33歳・会社員)、と怒りの声が。 そして、2位の「影響力のある人」を意味する「インフルエンサー」(39人)