暗号資産(仮想通貨)のマイニング装置で世界大手のビットメイン(本社:中国北京市)が、中国深センにある子会社からの製品出荷を一時中止していると、同国の暗号資産メディア「ブロックビーツ(BlockBeats)が6月10日に報じた。 米CoinDeskは、ビットメインの顧客企業と同社従業員などへの取材を行ったところ、同子会社からの出荷が一時的にストップしていることが分かった。 ブロックビーツの報道によると、出荷が停止されたのは今月初旬で、一度は辞任に追い込まれたビットメインの共同創業者であるミクリー・ザン(Micree Zhan)氏が復帰した時期と重なる。ザン氏ともう一人の共同創業者との対立はこれまでにも報じられ、ビットメインの経営状況の悪化を懸念する声が聞かれてきた。 ビットメインの2018年の資料によると、同社子会社の深セン・センチュリー・クラウド・コア・テクノロジー(Shenzhen Ce