環境省におけるアスベスト規制強化の検討でアスベスト(石綿)使用を推進してきた業界団体が過去の対応の間違いを認める場面もあった(井部正之/アジアプレス) ◆石綿推進団体の説明に失笑 「石綿を除去といいますか、なくしていこうということに関して、技術研究、確立と情報発信、収集などについておこなっている団体です」 11月21日の石綿飛散防止小委員会(委員長:大塚直・早稲田大学大学院法務研究科教授)で意見陳述したJATI協会技術参与の浅見琢也委員が所属団体をそう説明した際、傍聴者や委員から失笑がもれた。 同協会の前身がアスベストの使用を推進してきた日本石綿協会であることは有名だからだ。 [関連写真を見る] 人体蝕むアスベストの恐怖。石綿はすぐ身近にあった(9枚) 同協会は「アスベストは管理して使用すれば問題ない」などと主張し、アスベストの「管理使用」を推進してきた。 上記の主張をしていたのはアスベス
![「アスベストは管理使用すれば安全」と主張してきた推進団体 幹部ようやく「ウソ」認める | アジアプレス・ネットワーク](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/315f94c11f4d5b4ce3d214401ca75c0ccc8df2c2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asiapress.org%2Fapn%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F12%2F2018-12-18APN002.jpg)