暴露本が前倒しで発売された5日、各地の書店でハードカバーが売り切れに Shannon Stapleton-REUTERS <年明けに発売された話題の暴露本に新事実はないが、トランプ政権のあまりにも酷い実態がこれで露わになった> ドナルド・トランプ米大統領とホワイトハウスの内情を暴くノンフィクション『Fire and Fury』は、発売前に一部がメディアで紹介されて話題になっていた。 ホワイトハウスは出版の差し止めを請求したが、出版社のHenry Holt and Co.はそれに応じず、発売日を前倒しして5日に発売した。トランプ大統領の過剰反応がかえって読者の好奇心をそそったのだろう、発売日に全米の書店でハードカバーが売り切れ、アマゾンでもハードカバーは在庫切れ、キンドル版とオーディオブック版ではベストセラー1位になっている。 じつは、著者のマイケル・ウルフ自身も、トランプに負けじとお騒がせ
![トランプの卑小さを露呈させた暴露本「炎と怒り」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e6077dfc30f843320305a22c54ac7d24c7bfbb0b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2Fwatanabe%2Fassets_c%2F2018%2F01%2Fyukari180109-fire-thumb-720x480-127316.jpg)