名古屋妊婦切り裂き殺人事件(なごやにんぷきりさきさつじんじけん)は、1988年(昭和63年)3月18日午後に愛知県名古屋市中川区富田町(現:名古屋市中川区供米田)で発生した、未解決の猟奇殺人事件[新聞 1][新聞 6]。 その異常とされる猟奇性で注目され[書籍 2]、地元紙『中日新聞』(中日新聞社)が「史上稀に見る猟奇的な凶悪事件」と表現した本事件は愛知県警察が約4万人の捜査員を投入して懸命の捜査を行ったが、有力な手がかりは得られず被疑者逮捕に至らないまま、事件発生から丸15年となった2003年(平成15年)3月18日に公訴時効を迎え未解決事件となった[新聞 5][新聞 7]。 事件発生[編集] 事件現場:愛知県名古屋市中川区富田町大字供米田三郎右衛門441番地1(現:名古屋市中川区供米田三丁目804番地)のアパート一室[新聞 1] 事件発生現場は2階建てで計4室のアパート(事件3年前の1