サルミアッキのキャンディ(フィンランド) サルミアッキ(フィンランド語: salmiakki)は、薬草(甘草)の一種であるリコリスから抽出した成分を配合した「リコリス菓子」のひとつで、リコリス菓子に塩化アンモニウムを添加したもの[1]。その他の食品や飲料の味付けとしても使用される。 北欧語などではサルミアック、サルミアク(スウェーデン語・デンマーク語・オランダ語: salmiak、ノルウェー語: salmiakk)であり、これらは化学物質としての塩化アンモニウム自体も意味し[2]、ラテン語で塩化アンモニウムのことである sal ammoniac に由来する。 塩化アンモニウムによる強い塩味[3]とアンモニア臭があるのが、通常のリコリス菓子と違う特徴である。色は通常のリコリス同様、黒に近い暗褐色である。 キャンディ[編集] サルミアッキのキャンディは、北欧周辺地域では伝統的に食べられ、北欧5