KDDIウェブコミュニケーションズは10月9日、クラウド型ファイル共有・コラボレーションツール「corabbit」(コラビット)の正式版を提供開始した。昨年10月にリリースしたベータ版ではストレージ機能が主だったか、プロジェクト管理機能を大幅に強化しての正式リリースとなった。 「自分たちが日ごろWeb制作を進める中で、こうできたら便利と思うことを盛り込んだ」(高畑哲平副社長)という通り、大量の画像データを扱うプロジェクト管理時に適した機能を充実させた。画像内の特定位置をドラッグで指定してコメントを書き入れたり、同名ファイルの履歴を自動で保存し、ツール上で比較したりできる。有料版では、JPGやGIF、PNGのほか、Photoshop形式(PSD)や Illustrator形式(AI)のファイルもそのままアップロードでき、有償ソフトを持たない人でもブラウザ上で閲覧できるよう自動的に変換する。