ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (4)

  • 労働市場改革の経済学 ―正社員保護主義の終わり― 八代尚宏 : 金融日記

    労働市場改革の経済学 ―正社員保護主義の終わり― 八代尚宏 このは、現代の日が抱える歪な労働市場とそれを改革するための処方箋をとてもわかりやすく解説しています。 そもそも日の終身雇用は、高度経済成長期のように所得も人口もどんどん増えている状況では、会社にも労働者にも合理的な仕組みでした。 アメリカの会社などは、3年おきにみんな転職したりします。 その会社の仕事を覚えるのに半年ぐらいは時間がかかるし、次の会社に行くための転職活動にも半年ぐらい時間がかかるので、3年ごとに会社を辞めていては、社員は3分の1の時間を会社のためにならないことに使っているといってもいいでしょう。 その点、終身雇用で社員がずっと同じ会社で働く方が効率がいいともいえます。 また、会社と社員の運命が一蓮托生なら、会社は社員を信用できます。 (こういうべったりの関係は企業の不正を起こしやすいという悪いこともありますけど

    労働市場改革の経済学 ―正社員保護主義の終わり― 八代尚宏 : 金融日記
    mmaassuu
    mmaassuu 2009/12/21
  • 独立とか起業とか考えるのに面白かった本もう5冊(技術編) : 金融日記

    正直いうと前回のエントリーはいつもよりかなり適当に書いたんですけど、500近いはてなブックマークがついて大変驚きました。 しかし、このことは実は今の日社会の大きな歪みを浮き彫りにしたように思います。 僕のブログの読者層でいちばん多いのは20代から40代ぐらいのちょっとばかり優秀でちょっとばかりがんばっているサラリーマンではないでしょうか。 そして、その人たちの多くが実は会社を辞めて自分でビジネスを持ちたいとかなり切実に思っているのではないかということです。 考えてみれば彼ら(日の大企業に勤めている働き盛りのサラリーマン)の閉塞感は相当のものでしょう。 自分たちより上の世代では全然働いていないのに高給取りのノンワーキング・リッチがどっさりいますし、気前のよすぎた退職者への企業年金の支払いが会社の収益に重くのしかかってきます。 かといって経営者は調整型の人ばかりで抜的な改革をできるとは思

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    mmaassuu
    mmaassuu 2009/12/17
  • たった1%の賃下げが99%を幸せにする、城繁幸 : 金融日記

    たった1%の賃下げが99%を幸せにする、城繁幸 こんにちは。 藤沢Kazuです。 日の雇用問題を真摯に綴った一冊です。 分かりやすく日の労働市場の問題点を浮き彫りにし、構造改革の必要性を説きます。 最近、何かと話題の格差ですけど、規制緩和や市場原理がその原因だと言う意見があります。 しかし、これはまったくのデタラメです。 ボリュームの点からは日で一番おおきな格差である中高年正社員と若年非正規社員の格差は、実は市場原理が働かないから引き起こされているのです。 そして、それは日経済の活力を奪い社会問題にもなっています。 日の労働市場の一番の問題は同一労働同一賃金と言うマーケットメカニズムから見れば極めて当然のことが実現していないことです。 大企業の正社員があまりにもガチガチに法律で保護されているから、経営者はダメな正社員の給料を減らすことも首にすることもできません。 そのシワ寄せが派

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  • お盆休みの推薦図書 : 金融日記

    投資、ビジネス、金融、経済、政治に関する(←まあつまり金と権力に関するwww)で特に面白くてためになったものをお盆休みの推薦図書として紹介したいと思います。 1. 投資と金融の なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方、藤沢数希 手前味噌で恐縮ですが、投資や金融について一通り勉強したいのであればこのがベストでしょう。 (なんせそのために書いたのですから) リスクとリターン、リスク・プレミアム、効率的市場仮説と言った標準的なファイナンス理論の知識を非常に分かりやすく解説しています。 このを読めば、怪しげな金融商品に騙されなくなりますし、ファイナンシャル・アドバイザーにお金を払う必要もなくなります。 まだ読んでない人はアマゾンで注文するか屋に急ぎましょう。 2.経済の(軽い読み物系) バカヤロー経済学、竹内薫 最近社会から消され

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    mmaassuu
    mmaassuu 2009/08/24
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