(CNN) トルコのエルドアン大統領は28日、トルコ軍機によるロシア機撃墜について「本当に悲しい」ことだと述べ、緊張を高める意図はないと改めて語った。ただしロシア側からの謝罪要求には応じなかった。 エルドアン氏はトルコ中部バルケシルでのイベントで、「我々はこのような事態を望んだわけではないが、残念ながら起きてしまった。再発しないことを願っている」と述べた。 同氏はまた、「我が国は主権が侵害されない限り、引き続き国際法に従って対話に努める」と強調。「ロシアとの緊張が高まってさらに悲しい出来事につながることのないよう願っている」と語った。 さらに、パリで開かれる国連気候変動会議はロシアのプーチン大統領と会談する良い機会になるとの見方を示し、「問題を深刻化させて関係を悪化させれば他者を喜ばせることになる。ロシアには、そのような状況を招かないよう呼び掛ける」と述べた。 同氏は26日、CNNとの単独
トルコ軍は24日朝(日本時間同日午後)、「領空を侵犯した」としてロシア軍のSu24戦闘爆撃機1機を撃墜した。機体はトルコ国境近くのシリア北部に落ちた。ロシアのプーチン大統領は同日、トルコのF16戦闘機に撃墜されたことを認めた上で領空侵犯を否定し、「テロの共犯者による背後からの攻撃で(ロシア兵の命が)失われた」とトルコを強く批判した。 ロシアのラブロフ外相は25日に予定していたトルコ訪問を急きょ中止した。過激派組織「イスラム国」(IS)に対する米英仏ロの戦略は、パリ同時多発テロを機に協調姿勢が出ていたが影響が及びかねない。 トルコ軍の発表によると、24日午前9時20分ごろ、同国南部上空を侵犯していた国籍不明機に、繰り返し退去するよう警告。だが領空侵犯を続けたため、撃墜。機体はシリア北部ラタキア県クズルダー付近に落ちたという。ドアン通信によると、ロシア機は撃墜される前、シリアのトルコ系少数民族
11月23日、イランの最高指導者ハメネイ師はロシアのプーチン大統領との会談で、米国の対中東政策はイランとロシアにとって危険だと述べ、両国の連携強化を呼びかけた(2015年 ロイター/Sputnik) [ドバイ 23日 ロイター] - イランの最高指導者ハメネイ師は23日、ロシアのプーチン大統領との会談で、米国の対中東政策はイランとロシアにとって危険だと述べ、両国の連携強化を呼びかけた。 ハメネイ師のウェブサイトによると、ガス輸出国フォーラム首脳会議に出席するためテヘランを訪れたプーチン大統領の会談でハメネイ師は「米国は長期的な目論見を持ち、シリアやこの地域全体を支配しようとしている。これはすべの国々、とりわけロシアとイランにとって脅威だ」と述べた。
【モスクワ=遠藤良介】ロシア下院の保守系議員5人が10日までに、1991年12月に旧ソ連が解体されたのは違法だったとし、捜査を要請する書簡をチャイカ検事総長宛てに送った。議員らはゴルバチョフ元ソ連大統領を捜査対象とすることも求めている。ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の併合で緊張が続く中、ウクライナの法的存立基盤に疑義を呈し、同国暫定政権や米欧に圧力をかける思惑とみられる。 プーチン政権派のイズベスチヤ紙によると、議員らは「ソ連市民は国民投票で国の一体性保持を支持していたのに、最高指導者らが違法行為で国の崩壊をもたらした」と主張。91年3月の国民投票で約8割が連邦制維持に賛成したが、12月にはロシア、ウクライナ、ベラルーシの連邦構成3共和国の首脳が「ベロベーシ合意」でソ連解体を決めたことを念頭に置いている。 下院議員は、ゴルバチョフ氏と連邦構成共和国の元首で構成されたソ連国家評議会が
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