【ワシントン和田浩明】米国防総省は16日、ミサイルフリゲート艦2隻など総額約18億3000万ドル(約2241億円)の武器の台湾への売却を連邦議会に通知したと発表した。議会は反対しない見通し。米国から台湾への武器売却は4年ぶり。南シナ海などで海洋進出を続ける中国をけん制する意図があると見られる。 これに対し、中国の鄭沢光外務次官は16日、在中国米大使館の臨時大使を呼び出し、「中国の主権と安全を著しく損なうものだ」と強く抗議した。また、武器の売却企業に制裁を実施すると表明。「武器売却を撤回して米台間の軍事関係を停止し、中米関係と重要分野での協力をさらに損なうことがないよう促す」と述べた。 台湾に売却されるのはフリゲート艦2隻のほか、対戦車ミサイル▽携帯式地対空ミサイル「スティンガー」▽水陸両用強襲車両▽艦船用戦術情報共有システムなど。台湾が求めていたF16戦闘機は含まれていない。
12月9日、2016年大統領選挙で共和党候補指名を争う不動産王ドナルド・トランプ氏が、イスラム教徒の全面的な米入国禁止を提唱したことを受けて、共和党が進めているユダヤ票取り込み戦略に黄信号が点っている。写真はアイオワで5日撮影(2015年 ロイター/Mark Kauzlarich) [ワシントン/ニューヨーク 9日 ロイター] - 2016年大統領選挙で共和党候補指名を争う不動産王ドナルド・トランプ氏が、イスラム教徒の全面的な米入国禁止を提唱したことを受けて、共和党が進めているユダヤ票取り込み戦略に黄信号が点っている。 共和党はこれまで長年にわたり、イスラエルの安全保障を最優先課題とするユダヤ系米国人の支持取り込みを重要戦略に掲げてきた。1週間ほど前には、複数の候補者がワシントンで開かれたユダヤ系保守派グループの会合に出席、イスラエルとの連帯を宣言し支持を呼び掛けた。 ところが、トランプ氏
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(CNN) カーター米国防長官は3日、米軍のすべての戦闘任務で女性の着任を認めると発表した。30日後から実施される。 現在、男性兵士のみで占められている歩兵部隊や機甲部隊、偵察部隊、一部の特殊部隊など戦闘任務にあたる部隊(計22万人)で、今後は女性の配属が認められることになる。 カーター長官は記者会見で、「適性があり基準に達しているならば、これまでできなかった方法で女性が米軍の使命に貢献できるようになる。今後は戦車を操縦することも、命令を下すことも、歩兵部隊を率いて戦闘に加わることもできる」と述べた。 戦闘任務への女性の配属については数年にわたって検討や検証が行われていたが、海兵隊が難色を示していた。 「例外はない」とカーター長官は述べた。「米軍全体に適用される決定を下すというのが私の決意だ」 3日の発表には当初、海兵隊のダンフォード司令官も同席する予定だったが欠席。「ボスと衝突したことを
米西部コロラド州コロラドスプリングズで27日、男が銃を乱射し、少なくとも3人が死亡、警察官4人を含む9人がけがをした。CNNなどが伝えた。 米メディアによると、27日昼ごろ、コロラドスプリングズの医療施設「家族計画クリニック」で銃撃があったと通報があった。警官隊と容疑者の男との間で銃撃戦になり、目撃者によると5分間で20発ほど銃声が聞こえたという。 容疑者の男はクリニック内に立てこもったが、約5時間後に逮捕された。容疑者が爆発物などを持ち込んだ疑いもあり、警察はクリニックから患者や医者たちを避難させた。犯行動機は明らかになっていない。 現場近くにはショッピングセンターやレストラン、銀行もあった。米国は感謝祭の連休中で、にぎわっていた街は騒然となった。 同クリニックは妊娠中絶や性感染予防などのケアをしている。米国では人工妊娠中絶の是非を巡り、大きな議論になっており、中絶に反対する人々は同クリ
ワシントン(CNN) 米海軍の駆逐艦が27日、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で中国が造成した人工島から12カイリ(約22キロ)内の海域を航行した。 米国防当局者がCNNに語ったところによると、海軍のイージス駆逐艦「ラッセン」は現地時間の同日午前、中国が埋め立てたスビ礁付近を通過した。 公海における航行の自由を示すための作戦とされる。同当局者は、オバマ米大統領の承認を得て実行された作戦が完了したと述べた。 人工島を中国の領土と認めた場合、その周囲12カイリ内の海域は国際法上、同国の「領海」と規定される。しかし米国の主張によれば、中国が埋め立てたスビ礁とミスチーフ礁はもともと満潮時には水面下に沈んでしまう暗礁で、それを埋め立てた人工島に領海は設定できないと考えられる。 中国の王毅(ワンイー)外相は27日午前、米駆逐艦の通過が確認される前の時点で、「米国はよく考えてから行動したほうがいい。軽
アメリカのオバマ大統領は今月下旬に予定される米中首脳会談を前に、中国によるサイバー攻撃は「容認できない」と強調し、習近平国家主席に直接、懸念を伝えるものとみられます。 この中で、オバマ大統領は中国が関与しているサイバー攻撃があるとしたうえで「われわれは中国に対して容認できないと明確にしてきた」と強調しました。 そして「サイバー攻撃を行う国に、われわれはそれを安全保障上の脅威とみなすということを理解させる必要がある」と述べました。 オバマ大統領は今月下旬に中国の習近平国家主席と首脳会談を行う予定で、こうした懸念を直接、伝えるものとみられます。 また、集会でオバマ大統領は、内戦が続くシリアのアサド政権に対してロシアが支援を続けていることについて、「大きな誤りだ」と非難しました。そして「アサド大統領が政権にとどまるかぎり、平和的な停戦や政治的な解決にはたどりつけない」と述べ、ロシアに対して支援を
「百年の孤独」などで知られる南米コロンビアのノーベル文学賞作家ガブリエル・ガルシア・マルケス氏に対し、米連邦捜査局(FBI)が、1961年から24年間にわたり、内偵捜査をしていた。米紙ワシントン・ポストの調査報道で明らかになった。同紙は「捜査の動機は不明」としている。 同紙の請求で公開された137ページ分のFBIの内部文書で判明した。ガルシア・マルケス氏はキューバ革命後の61年、妻子と共にニューヨークのホテルに1カ月滞在した。キューバの国営通信社を米国に開くためだったという。内偵はこの時始まったとされ、指示を出したのは当時のFBI長官だったという。 ガルシア・マルケス氏がキューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長らと親交を深め、82年にノーベル文学賞を受賞した後も内偵は続けられていた。133ページ分の関連文書が現在も未公開のままになっているという。 ガルシア・マルケス氏は世界的なラテンア
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