だが、今年からは考え方を変えていくべきだろう。そんなに、無闇に電気を使わない。例えば、室内でアウターを羽織ってみたり。湯たんぽを利用するのも、いいかもしれない。 そして、コレがちょっといいのだ。潜熱蓄熱材を使用した製品開発に取り組んでいる「ネギシ」が、11月中旬より発売する『エネCATCH』。これは、様々な熱を吸収し、それを蓄える暖房アイテムである。 実はこの商品、窓辺の日差しやお風呂の残り湯から、余った熱を吸熱できるという。そして、その熱を体温に近い温度にして長時間キープしてくれるのだ。これを我々はひざ掛けにしたり、布団に敷いたりすればいい。要するに、既存の“熱”を再利用する蓄熱シートとお考えいただきたい。 このような暖房アイテムを開発したきっかけについて、同社に伺ってみた。 「以前、当社で病院に訪問した時でした。その際は、私どもの蓄電式あんかを病院に活用してもらおうと考えていたのですが