アトピー性皮膚炎とその治療について解説するシリーズの前編「治らない?ステロイドは怖い?アトピー性皮膚炎と治療【前編】」では、“治療のゴール”をしっかり設定すればアトピー性皮膚炎は“治らない”病気ではないということ、ステロイドについてなどを解説しました。 ここで、後編をスタートする前に、皆さんの関心の高かったステロイドの副作用について、再度、まとめておきたいと思います。前編と合わせて読んでいただくと分かりやすいと思います。 ・ステロイドは内服と外用ではまったく副作用が違う。 ・ステロイド内服は全身的な副作用が出るが、外用は「塗った場所にのみ」副作用が出る。 ・ステロイド外用にはリバウンドはない。リバウンドと思われているものは、実はきちんと「しっとりつるつる」になるまで塗っていないために悪化したものである。 ・ステロイド外用による色素沈着はない。色素沈着は、湿疹が素早く治らなかったことによるの
![薬でガン発症? 根治できない? アトピー性皮膚炎と治療【後編】 - 日経トレンディネット](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fec3937e21fc0603b106e86cf44db43832e54282/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftrendy.nikkeibp.co.jp%2Farticle%2Fcolumn%2F20120719%2F1042025%2F01_px400.jpg)