丸の内では「新丸ビル」がオープンし、最初の1ヶ月で約280万人を集めるなど、まちづくりを行う三菱地所の狙いどおり、街全体に活気が出てきた。一方で、銀座では三井不動産が「銀座ベルビア館」をオープンしたが、拍子抜けするほど人気のない商業施設だ。東京駅をはさんで、再開発のしのぎを削る両雄の戦果と、入居するレストランの現況を探った。 新丸ビルと丸ビル、右が新丸ビル ・新丸ビルが順調に発進。オープンから1ヶ月で280万人を集客 ・立ち飲みから街のゲストハウスまで、工夫を凝らすレストラン群 ・リゴレットブランド確立に向けて、ヒュージが新丸ビルに出店 ・蒸し料理をテーマとするユニークなレストランがオープン ・18坪のスペースで1日平均350人を集客する日本再生酒場 ・トラジが銀座ベルビア館で、和風新業態の肉割烹にチャレンジ ・千駄ヶ谷から移転。清水忠明シェフが銀座で正統派