民放キー局系BSデジタル放送事業者5社は2008年5月1日,2008年3月の「BSパワー調査」(BSデジタル放送の接触率調査)の結果を発表した。ゴールデンタイム(午後7~10時)におけるBSデジタル放送5社の接触率の合計は8.3%で,前回調査(2008年1月)の結果に比べて0.1ポイント増加した。プライムタイム(午後7~11時)は8.2%(前回調査に比べて0.2ポイント増加),午後7時から翌日の午前零時の時間帯は7.3%(同0.3ポイント増加),全日(午前6時から翌日の午前零時)は4%(同0.3ポイント増加)だった。これら四つの時間帯の接触率は,いずれも前回の数値を上回った。 今回の調査は,B-CASカードの登録世帯から無作為抽出した全国の833世帯を対象に,2008年3月3~9日に実施した。各世帯にBSデジタル放送の接触状況を15分単位で回答してもらい,その結果を基に接触率を算出した。