元Googleエンジニアが立ち上げた企業Cuilが7月28日、従来とは異なる手法を使った新しい検索エンジンを発表した。 Cuil(「クール」と発音する)の検索エンジンは、従来のリンク分析やトラフィックランキングといった手法ではなく、Webページの内容を分析し、それに基づいて検索結果のランキングを決める。また類似の検索結果をグループ化し、検索結果を「雑誌スタイル」でテーマごとに表示したり、さらにカテゴリーごとに検索することもできる。 例えば「Harry Potter」を検索すると、検索結果ページは「すべての検索結果」「Harry Potter Books」「Harry Potter Games」などのテーマごとにタブで区切られ、右側には「Actors」「Movie Stars」「Directors」などのカテゴリーが表示される。 Cuilは「ほかの検索エンジンの3倍に上る1200億のWebペ
元TeraGoogleアーキテクトなどが設立したスタートアップが新検索エンジン「Cuil」を公開した。1200億を超えるWebページをインデックス化した膨大なデータを、内容に基づいて関連性を判断する独自メソッドで整理し、ユーザーが素早く目的の情報にたどり着ける検索結果を提供する。 共同設立者でCuilのCEOであるTom Costello氏は99年に検索エンジン「Xift」を開発し、その後IBMでWebFoundationのプロトタイプ開発やStorage Systems Strategyの戦略開発に従事した。共同設立者で社長のAnna Patterson氏は2004年にGoogleに入社し、同社の検索インデックス「TeraGoogle」のアーキテクトを務めた。もう1人の共同設立者であるRussel Power氏もGoogleに2年間在籍しており、TeraGoogleの開発やスパム検出プロ
米Googleや米IBMなどの元社員が設立した米Cuilは,大規模な検索インデックス・データベースが特徴の検索サービス「Cuil」を開始した。インデックス化済みWebページは1200億ページあり,ほかの検索エンジンに比べ3倍以上多く「最大規模」(同社)という。 Cuilは大量のインデックス・データとコンテンツ解析機能を組み合わせて検索を実行する。そのため,Webページ間のリンク状況やトラフィックを調べる方法よりも,高度な検索が可能としている。適切なWebページを見つけやすくするため,検索結果を類似項目でまとめて出力するほか,分かりやすいタイトルや画像なども表示する。 検索結果の順位は,Webページの内容をもとにして決める。順位決定にクリック数や検索履歴などの個人情報を利用しないため,プライバシ侵害の恐れがないという。 Cuilは,元IBM社員のTom Costello氏と元Google社員
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