次世代の“Live”サービス上でのディスプレイ広告の販売、adCenterパイロットプログラムの段階的な拡大など、広告事業の拡充を進めるMSN。苦戦は続くが、市場勢力図の塗り替えを虎視眈々と狙っている。 オンライン広告の収益増加策の一環として、MicrosoftはMSN Spacesおよび現在β段階にある次世代の“Live”サービスの一部でディスプレイ広告のテストを実施している。また、自社開発した検索連動型広告プラットフォーム「adCenter」の新規広告主の確保を米国で進めている。Microsoftのオンライン広告プログラムの充実に伴い、他のWeb企業、特に現在MSNの検索連動型広告サービスの大半を提供しているYahoo!と、ほぼ全収益をインターネット広告から得ているGoogleが大きな打撃を受ける可能性がある。 adCenterへの移行で収益は頭打ち 広告主が検索結果ページ上の広告表示
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