この数年、生活者にはスマートフォン、企業にはITシステムソリューションが随分と浸透しました。結果、マーケティング意識の高い企業では、顧客データを取得して顧客セグメントごとにカスタマイズしたeメールを送ったり、購買のタイミングを計算してクーポンを送付したりする施策が当たり前のように行われています。企業から顧客への直接的なコミュニケーションや営業・販促のアプローチに役立つ“売るための仕組み”そのものは随分と整ってきたといえるでしょう。 しかし、それと同時に、 営業・販促施策に力を入れているが、CPA(顧客獲得単価)や顧客当たりの売り上げ、収益が悪化している マーケティングオートメーションなど、ITシステムを導入したが成果に乏しい コンテンツマーケティングと騒がれているが、そもそも自社ブランドの何を強みとしてコンテンツにすればよいのか見えていない。そんな状況下でコンテンツを大量生産することに意味
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