「プールに飛び込んだのに、冷たいという感覚がほとんどなかったんです」 彼は、ベッドの上で当時のことを淡々と話してくれました。 高校3年生のとき、水泳の授業で教諭の指示どおりプールに飛び込み、頭を強打。 首から下が自由に動かせなくなりました。 あれから5年。 車いすに乗った彼は、自分に大けがを負わせたとして罪に問われている教諭と、法廷で向き合い、こう訴えました。 「1人の人を壊しちゃったんです。それくらいの気持ちでいてほしい」 日々の生活も、描いていた未来も、授業中の事故ですべてが変わってしまった青年が判決を前に思いを語りました。 (社会部記者 伊沢浩志) 判決後の取材をもとにした記事もあわせてご覧ください ↓ プールの授業が奪った未来 判決後に届いた1行のメッセージ
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