金属フィラメント「Filamet」を開発している米The Virtual Foundryは、金属3Dプリント入門用として、FFF方式金属3Dプリント評価用キット「Filamet - 3D Metal Printing Evaluation Kit」を発表した。 FFF方式の金属3Dプリンティングでは、積層造形、脱脂、焼結の3段階を経て部品を製造する。同社は、Filametの開発に重点を置くとともに、脱脂および焼結手法にも強みを持ち、同社によると数々の論文で参照されているという。同社製品の現在の主な用途は軍事、研究、学術分野だが、超低コストでシンプル、そしてオープンアーキテクチャーであることから入門用金属プリンティングソリューションとしても適している。 同社が発表したキットには、部品サンプルのほか、1.75mm径の金属(ブロンズ)フィラメント、脱脂および焼結用耐熱材料、ステンレス製るつぼなど