セキュリティ企業のTrend Microは米国時間2月17日、Microsoftによって先週パッチが公開された、「Internet Explorer 7」の脆弱性が悪用されていると警告を発した。 Trend Microが「XML_DLOADER.A」と呼ぶコードは、Word文書に隠されている。Trend Microのブログによると、パッチ未適用のシステムでこのファイルを開くと、ActiveXオブジェクトが自動的にウェブサイトへアクセスし、バックドアをダウンロードする。さらに、このバックドアが、情報を盗み出すためのDLLファイルをマシンにインストールするという。同コードによって、盗まれたデータはポート443を通じて別のウェブアドレスに送られると、Trend Microは述べる。 バックドアが仕掛けられるおかげで「誰もが影響を受けたシステムでコマンドを実行できるようになる」と、Trend Mi