皆さん、こんにちは。今回は 「今季の中日ドラゴンズにおける野手起用法・戦術」 について考えてみたいと思います。 今季ドラゴンズはシーズンを通して慢性的な得点力不足に悩みチーム打率こそリーグトップだったものの、得点数はリーグ5位に終わりました。単純比較はできませんが、投手陣が失点を前年から100点以上減らしたのに対して得点数は前年を下回ったことからも、課題が浮き彫りになった感があります。 一方で野手起用に関して見ていくと、今季は昨季までと比べ「新戦力の台頭」という明るいニュースが比較的多かったように思います。 即戦力の補強がない中でうまく現有戦力を活用し、大ブレイクした阿部を筆頭に加藤、遠藤、井領ら実績の乏しい、あるいは伸び悩んでいた中堅選手が一軍戦力として活躍したのが印象的でした。 そこで今回の記事では、与田監督、伊東ヘッドコーチらによる今季の「野手起用法・戦術」を細かくチェックすることで