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ブックマーク / medg.jp (8)

  • Vol.22034 防疫ばかりに重きを置く偏ったコロナ政策が医療を苦しめている | MRIC by 医療ガバナンス学会

    ■ 関連タグ コロナ政策 医療と防疫 医療の逼迫の回避 和田眞紀夫 感染防止のための検査 新型コロナウイルス 濃厚接触者の待機期間 自宅待機期間 診断のための検査 防疫偏重のコロナ政策 陰性証明を得るための検査 わだ内科クリニック 和田眞紀夫 2022年2月8日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp 濃厚接触者の待機期間、科学的な根拠とは無関係に政治的な判断だけで、の目のようにころころと据かえられている。新たな通達内容をやっと読み込んで、今日患者さんに説明したことが、もうその夜には変わっている。我々医療現場の人間でさえ覚え込むのに一苦労なのに、もう一般市民はわけがわからなくて当然だ。そうなると、もう誰もきちんと基準を守る人はいなくなるだろう。 防疫のために設定された濃厚接触者などという概念自体をやめてしまえば済むものを、法律(感染症法)を変えないがため

    Vol.22034 防疫ばかりに重きを置く偏ったコロナ政策が医療を苦しめている | MRIC by 医療ガバナンス学会
  • Vol.153 自宅療養で今起きていること | MRIC by 医療ガバナンス学会

    ■ 関連タグ pcr検査 保健所 入院希望申請リスト 救急要請 新型コロナウイルス 松佐保姫 自宅療養 酸素飽和度 医師 松佐保姫 2021年8月12日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp 様々な報道で、自宅療養の現実が語られている。実際患者さんの口から、命の危険を感じたという訴えも多くある。ここでは私が、医師として経験したケースをお伝えしたい。 患者さんは54歳の女性で、元々高血圧症で定期的に通院していた。笑顔の素敵な女性で、お嬢さんのお話をいつも嬉しそうにされていたのが印象に残っている。内服で血圧はとても良好にコントロールされていた。ほかには特段の持病はなく、基礎疾患があるといえばコロナ感染症に関しては基礎疾患に当たるのだろうが、一見して大変お元気に生活されていた。 7月31日土曜日に37度5分の発熱で来院。採血検査で白血球の低下と単球の増加を

    Vol.153 自宅療養で今起きていること | MRIC by 医療ガバナンス学会
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2021/08/12
    “コロナ感染症に関しては、病院同士のやり取りが禁じられており、すべて保健所を通さなければいけない。このルールが現場の柔軟性を奪い、患者さんの生きる可能性を奪っている。”
  • Vol.009 濃厚接触者探し、クラスター対策の虚構 ~現場保健師の実体験から~ | MRIC by 医療ガバナンス学会

    ■ 関連タグ pcr検査 クラスター対応 会による感染 保健所 匿名・保健師 新型コロナウイルス 濃厚接触者 行動調査 追跡調査 首都圏の保健所に勤務する保健師 匿名 2021年1月15日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp まず、調査方法だ。PCR検査で陽性になった人がいると、医療機関から保健所に「発症届」が送られてくる。保健師は、「発症届」を元に電話で行動調査を行う。「発症届」1通を一人が受け持つ。まずは、発症から遡り、行動を聞く。濃厚接触者がいれば、さらに調査対象が増えていく。濃厚接触者に対しては、早急にPCR検査ができるように調整を行う。さらに、その濃厚接触者が陽性だった場合、その調査は延々と芋づる式に拡大していく。 注目すべきは、濃厚接触者の定義だ。「接触したのが発症2日前以降で、相手との距離が1m以内マスクなしで15分以上会話した者、マス

    Vol.009 濃厚接触者探し、クラスター対策の虚構 ~現場保健師の実体験から~ | MRIC by 医療ガバナンス学会
  • Vol.094 東日本大震災の大規模透析患者移送の経験を通して、熊本地震へのメッセージ | MRIC by 医療ガバナンス学会

    ■ 関連タグ 新村浩明 熊地震 透析患者 公益財団法人ときわ会 常磐病院 院長 新村浩明 2016年4月18日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp 5年前の東日大震災では、いわき市においては市内全域にわたり断水が発生した。それに引き続いて福島第一原発事故が起きたため、市民の市外への避難と放射線風評被害による物流のストップのために、いわき市では透析の実施が困難になった。透析を行うためのスタッフと水、医療物資が手に入らなくなったためである。 そこでわれわれは、苦渋の選択として、透析患者を市外に移送し他県で透析を行っていただくことを選択した。この移送に際して、透析患者の受け入れ先への依頼や移動手段、現地での宿泊施設の用意など全て、常磐病院が属するときわ会グループのメンバーが個々人の知己を頼り手探りで確保した。当初は、正攻法でいわき市や福島県に依頼し、いわ

    Vol.094 東日本大震災の大規模透析患者移送の経験を通して、熊本地震へのメッセージ | MRIC by 医療ガバナンス学会
  • Vol.019 身内を介護してお金をもらう福島生まれの新介護施設 ~入居者に身内がいることでモラルハザードの歯止めにも | MRIC by 医療ガバナンス学会

    ■ 関連タグ 新介護施設 越智 小枝 ※このコラムはグローバルメディア日ビジネスプレス(JBpress)に掲載されたものを転載したものです。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45464 越智 小枝 2016年1月20日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp 先日、患者さんのご家族に相談を受けました。その患者さんは震災でお子さんを失い、これまで2人の甥ごさんが交互に面倒を見られてきたそうです。今回自力での生活ができなくなり、長期の入院を余儀なくされていました。 「叔母(患者)の兄弟・姉妹も年だから車を持っていませんので、面会のたびに私たちが車を出すんです。でも、私の両親、の両親もすでに介護が必要な状態で・・・叔母のためにこちらまで通うのは、限界です」 夫と息子の介護をする80代の女性や、夫とその親を亡くし、夫の

    Vol.019 身内を介護してお金をもらう福島生まれの新介護施設 ~入居者に身内がいることでモラルハザードの歯止めにも | MRIC by 医療ガバナンス学会
  • Vol.187 川内村の特養で働くこと 〜村民の思い〜 | MRIC by 医療ガバナンス学会

    ■ 関連タグ 佐川文彦 医療法人誠励会 社会福祉法人千翁福祉会 理事長 佐川文彦 2015年9月17日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp 帰村宣言後、川内村に戻った村民は1,615名です。福島原発事故前の村の人口は2,819名なので57%の方が村に戻っています。そのうち65歳以上が40%であり、遠藤村長は帰村宣言前に「医療が充実しなければ村民は戻れない」と言いました。避難前の川内村国保診療所は、内科・歯科の医師2名体制だったのが、帰村後の診療所は、内科・整形外科・消化器内科・心療内科・眼科・歯科と6名の医師が交互に診療しています。当院からも2名の医師が出向いて診療を続けています。 私は村民が帰村して、安心して生活するために医療の充実を計った村長の奮闘ぶりに感銘しました。村民が郡山市のビックパレットに避難している時に村民一人ひとりに声をかけ、村民が村に

    Vol.187 川内村の特養で働くこと 〜村民の思い〜 | MRIC by 医療ガバナンス学会
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2015/09/19
  • Vol.573 大阪の医大生が福島の現場で学んだこと - MRIC by 医療ガバナンス学会

    関西医科大学5年生 小滝 和也 2012年8月17日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp 『福島は放射線で汚染されているから危険だ。近づくべきじゃない。』 大阪ではこのような言葉を今でも耳にします。大阪からでは福島の様子はメディアやインターネットの情報でしか知ることはできません。福島で何が起きて、何 が問題になっているのか?この疑問を解くために7月18日から25日まで福島県相馬市・南相馬市へ向かうことになりました。 相馬駅に着いてみると震災の影響はほとんど感じず、実家に里帰りしたような感覚でした。ですが、車で数キロ走ると様子は一変します。写真やテレビで切り抜 かれた被災地の風景とは見え方が全く違うことは言うまでもありません。1年4ヶ月経った今でも破壊され残っている建物、津波の被害を受けた広大な荒地、原 発立入禁止区域の時が止まったかのような風

  • Vol.410 WBCの検査結果をふまえて - MRIC by 医療ガバナンス学会

    南相馬市立総合病院 坪倉正治 2012年2月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp 南相馬市立総合病院では、2011/7/11より、ホールボディーカウンター(以下WBCと呼びます)による住民の方々対象の内部被ばく検査を開始しまし た。当初は安西メディカル社および富士電機社製のWBCを用いておりましたが、今現在はキャンベラ社製のFast scanというWBCを用いて、一日あたり110人のペースで検査が進んでいます。2012/1/27日の段階で、検査人数は1万人を超えました。 全てが解明された訳ではありません。しかしながらこの検査は我々に多くのことを教えてくれました。この検査に携わるものとして、検査結果とともに、どのようなことが明らかになりつつあり、今何が問題となっているかを紹介できればと思います。 尚、結果は南相馬市のホームページ htt

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