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HBCUの憧れ ビヨンセが、2019年4月17日に突然リリースしたライブアルバム『HOMECOMING: THE LIVE ALBUM』は、2018年4月18日とその翌週のコーチェラ・ヴァレー・ミュージック & アーツ・フェスティバルで披露された、2回限りのライブパフォーマンスを収めたものだ。アルバムがリリースされた当日には、同じタイトルのライブドキュメンタリー映画がNetflixで配信開始された。 アルバムと映画が配信されたその日は夜まで仕事があり、終えた後も会食などをしていたせいで帰宅したときには、夜中の2時をまわっていた。1時間49分の長さのアルバムをその日のうちに聴ききるのは、さすがに無理かとも思ったが、結局続けてふた回り聴くこととなった。眠りについたのは6時すぎだった。アルバムを2度も通しで聴き続けるなんてことは、しょっちゅうあるわけではない。むしろ極めてレアなことだ。有無を言わ
『さよなら未来――エディターズ・クロニクル2010-2017』刊行に寄せて、著者の若林恵さんがWEB岩波「たねをまく」に書きおろしてくださったエッセイです。 未来は静けさのなかに 若林恵 コモンズということばには「入会地」「共有地」という日本語があてられるが、もっとひらたいことばでいうと「みんなのもの」ということになる。お爺さんが芝刈りに行くときの山はコモンズだし、お婆さんが洗濯に行くところの川もまたコモンズだ。現代の日常に即していえば公園などもそれに当たるはずだ。公共空間という概念と重なってはいるけれどニュアンスも射程もちょっと違う。コモンズは、なにも物理的な空間だけを指し示すものではないし、もっとひそやかで微妙なものを包合している。たとえば、イヴァン・イリイチという思想家・歴史家の文章には「Silence is a commons」という文章があって、「静けさはみんなのもの」という素敵
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