アップルが新しい第5世代のiPad miniを発売した。シリーズ最小サイズの7.9インチRetinaディスプレイを搭載するiPad miniが、初めてApple Pencilに対応。さらに「A12 Bionic」チップを搭載し、ARや写真などに必要な機械学習処理をパワフルにこなすNeural Engineを統合するなど、見どころいっぱいの本機をレビューしよう。 iPad miniは2012年にデビューし、2015年に発売された「iPad mini 4」まで、毎年コンスタントに新製品が登場していたが、その後アップデートが途絶えていた。今回、約3年半ぶりとなるアップデートが実現した格好だ。同時に発売されたiPad Airも含めて、名前に歴代モデルから続くナンバリングがない理由は、現行のiPadのラインナップと並べた際、区別しやすいようにという配慮からだろう。 新しいiPad miniのカラー展