この事件では、殺害後に首と手首を切断していたことが衝撃を与えました。また、その行動を裏付けるように「体の中を見たかった」「人を殺して解体してみたかった」と容疑者少女は語っています。その他に、容疑者少女は過去に、父親を金属バットで殴ったこと、家庭内暴力を原因に家族から離れて一人暮らしをしていたこと、また、小学校6年だった頃には、同級生の給食に薄めた洗剤や漂白剤、ベンジンを混入するいたずらをくり返していたことなどが報道されています。 この事件には通常の理解を越えている部分があります。その部分を理解するのにアスペルガー症候群であることが重要です。アスペルガー症候群が重要なのはこの事件だけではありません。過去にメディアで注目された事件、特に動機や犯行について理解が困難な事件において、加害者がアスペルガー症候群だとされています。2000年あたりからアスペルガー症候群の診断がされた事件をリストにしてみ