『部下は動かすな。』(大平信孝 著、すばる舎)の著者は、これまで1万5000人のリーダーやビジネスパーソン、会社組織に対して研修やコーチングを行ってきた人物。 数十年にわたってそうした活動を続けてきた結果、「部下は無理やり動かしてはいけない」という結論にたどり着いたのだそうです。 さらには、「部下を動かす方法」をいろいろ考えて実行してもうまくいかないのは、「ある視点」が欠けているからだともいいます。 それは「あなたは誰か?」という視点です。(中略) あなたは、部下から見たとき、「一緒に仕事をしたい人」でしょうか? 部下から「この人の言うことなら聞こう」と思われているでしょうか? 部下から「この人のために動こう」と思われているでしょうか? (「はじめに」より) 動かすべきは部下やチームではなく、まず動かすべき、変わるべきは「リーダー」だということ。自分を知り、自分自身をマネジメントすることか