IDCはデジタルユニバースに関する最新調査結果を発表した。新興市場におけるデータ生成量が急増していることなどが分かった。 米EMCは12月11日(現地時間)、調査会社の米IDCに委託して実施したデジタルユニバース(全世界で生成あるいは複製されたデジタル情報の総量)に関する調査の結果を発表した。2020年にデジタルユニバースの規模は40ゼッタバイトに達し、世界の全人口1人あたり約5247ギガバイトのデータを保有する量に相当するという。 過去2年間でデジタルユニバースは倍増しており、2012年には2.8ゼッタバイトになるとIDCは予測する。特にマシン生成データがけん引しており、デジタルユニバースに占める割合が2005年の11%から2020年には40%にまで上昇すると見ている。 加えて、新興国におけるデータ量増大にも着目。新興市場のデジタルユニバースは、2010年は23%だったが、2012年は3
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