25日に「NHKニュースおはよう日本」(平日前5・0)で紹介された新種の甲殻類「オシリカジリムシ」がネットを沸かせている。 同番組では、鹿児島大学の研究グループが昨年5月、鹿児島県出水市で採集したハゼの仲間の尻びれに付着する新種の甲殻類を発見したことを紹介した。 同番組によると、体長は約1.3ミリ。あごの形などが特徴的で、同グループの上野大輔准教授は新たな科の新種と結論付けた。あごを使って尻びれにかじりつくような姿をしており、「親しんでもらえるような、残る名前にしようと思った」(同准教授)との理由から、和名はオシリカジリムシ科の「オシリカジリムシ」と命名された。 名前の“元ネタ”は、2007年から同局の音楽番組「みんなのうた」で放送されて一大ブームを巻き起こした人気曲「おしりかじり虫」。同楽曲に登場する「おしりかじり虫18世」らはたちまち人気キャラクターとなり、12年にはテレビアニメ化され